アフィリエイト運用は「人事を尽くして天命を待つ」!?

アドネットワークとアフィリエイト。

アドネットワークは”クリックされたら”、アフィリエイトは”成約されたら”で金銭のやりとりが発生する、という明確な違いが両者にはありますが、それだけではありません。

広告主さんと中間業者(アフィリエイトASPやアドネットワーク会社)にとっては運用面で大きな違いがあります。

両者の運用方法を混同してしまい、苦労されている方が多いので、僕なりに違いをまとめてみました。

アドネットワークの特徴

  • メディアにとってアドネットワークは広告選定代行・配信代行屋さん
  • 広告主はCPCやCPMを高く入札すればある程度思い通りのメディアに配信できる
  • メディアはどの広告を掲載するかは選べない
  • よって、メディアの思い通りの広告が掲載されるとは限らない

アドネットワークには上記のような特徴があるため、「いつ」「どこに」広告を掲載するかはある程度広告主側でコントロールできます。

広告主さんが「いつ掲載されんの?」とアドネットワーク会社に聞けば、彼らは「即日できます!」と気持よく答えることができます。
なぜならば、広告主さんの広告をどのメディアにいつ配信するかはアドネットワーク側に決定権があり、ボタン一つで実行できるからです。

一方メディアさんは、どの広告をいつ配信するか、という決定権をアドネットワークに委ねているので、希望の広告を思い通りに配信することはできません。

アフィリエイトの特徴

  • メディアにとってASPは広告カタログ
  • 広告主ができるのは広告カタログに自社の広告を載せるだけ
  • メディアはASPの広告カタログを見て掲載する広告を選ぶ
  • よって、広告主の思い通りに広告が掲載されるとは限らない

アフィリエイトはどの広告をいつ配信するかを決めているのは中間業者であるアフィリエイトASPではありません。メディアさんです。
この点が、アドネットワークとの大きな違いです。
アフィリエイトではメディアさんが好きな広告を自分で選んで掲載します。

そのため、広告主さんやアフィリエイトASPがいつ広告の掲載を始めるかであったり、どこに広告を載せるか、ということを決めることができません。
できるのは、あくまでアフィリエイトASPの管理画面というカタログに広告を載せるだけです。

アフィリエイトASPは、メディアさんに掲載してもらえるようにメールを送ったり電話をしたりして広告掲載をお願いすることで広告掲載が早く始まるようにすることはできます。
しかし、結局は、様々な広告が並んでいるカタログの中から、メディアさんに選んでもらわないと掲載が始まりません。

アフィリエイト運用を効率的に行うには

アフィリエイトで広告主さんができるのはカタログに広告を載せること、と書きましたが、広告をどのようにカタログ載せるかについてはコントロール可能です。
カタログ上でメディアにアピールすることができれば、広告が掲載される確率はぐんと上がります。

例えば、

  • 報酬単価を上げる
  • 原稿を増やす
  • ランディングページをリニューアルする
  • 魅力的な広告紹介文を載せる

などです。

上記を行ったら、あとはメディアさんが反応するのを待つというのが基本スタンスです。
それぞれのメディアさんはそれぞれの都合やタイミングで掲載する広告を選ぶので、広告主さん側は辛抱強く待つことになります。
ちなみに、アフィリエイトASPはメルマガや電話営業で広告をアピールして掲載を促しますが、最終的にはメディアさんの判断で広告が掲載されます。

「人事を尽くして天命を待つ」というスタンスでアフィリエイト運用を考えることで、うまくアフィリエイトを扱うことができると思っています。

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スマホのCPI型広告ネットワークを調べてみました。

最近、アプリのプロモーションしたい広告主さん達との会話でCPI型の広告ネットワークについての話が良く出るので調べてみました。

CPC型のネットワークに比べて数は少ないのですが、それでも全てを知っている広告主さんは少ないんじゃないかと思います。各言う僕も知らないサービスがいくつかありました。

※CPI(Cost-Per-Install):インストールベースで広告料金を支払うタイプの広告です。
※CPC(Cost-Per-Click):クリックベースで広告料金を支払うタイプの広告です。

CPI型広告ネットワーク(リワード広告ネットワークを除く)
CPI型広告ネットワーク

 

 

 

かなり初期にこの分野に参入されたadcropsさん。

インストール数計測方法については、ビジネスモデル特許を取得されたようです。

エイトクロップスがCPI広告に関連するビジネスモデル特許を取得広告主側SDK不要の仕組みが特許に
SDK不要でアプリCPI広告を即日出稿開始できる仕組み、エイトクロップス(8crops)特許取得 【増田 @maskin】

URLスキームというものを使って、広告主側が面倒な設定をしなくても速攻で広告を出稿できる仕組みが売りであるようです。
特に強力なアプリレビューメディア(神アプリ解説さん、AppBankさん等)で配信しているとのことで、ノンインセンティブで月間数千件のインストールを集められるのが強みなようです。

 

その後、クロスプロモーション(アプリ同士で広告を交換するサービス、相互リンクみたいなもの?)をメインとしたAppliPromotionが出てきました。

広告を交換し合ってアプリを宣伝…CVR30%と高効率プロモーションを実現する「Applipromotion」の実力とは?

アプリメディアさんにとっては、単純に広告収益を得るだけでなく、無料で自分のアプリの広告を出稿できることがメリットであるようです。

有料で広告が出せる「ペイドプロモーション」がどれ程売上になっているのかは分かりませんが、好調だというお話を聞きます。

ちなみにAppliPromotionさんの1年後くらいに出てきたShotAppsさんも同じくクロスプロモーションを軸にしているようです。

 

その他、先日導入アプリ数1,000アプリを達成したappCさんのようなネットワークもサービスを拡大しています。
appCは通常(320×50)の広告バナーだけでなく、アプリのUIの邪魔にならないような面白い広告表示形式をいくつか持っているのが強みです。

メディア様向けappC活用ガイド

 

また、appCさんと同じく、Androidに特化したネットワークとして、Androidアプリの「マッチに火をつけろ」がヒットした株式会社ベーシックさんのGAMEFEATさんが最近リリースされました。
こちらはゲームアプリに特化したサービスにしていくようです。

 

様々なCPI型広告ネットワークが出てきていますが、スマートフォンアプリの数の増加に伴って更に新しいサービスが出てきそうです。
2013年以降、リワード型広告の更なる規制により、ノンインセンティブなCPI型広告ネットワークが盛り上がってきそうで楽しみです。

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